伝統とは、昔からの様式や技術を守るだけではありません。
時代に合った新しい工夫や発見が加わって、次の伝統を生んで来ました。
タイシの大豆製品も同じです。
体に良くて、安全でおいしい、そうした昔ながらの味わいは大切にしながら、時代のニーズに応える発想を次々と形にしてきました。
創業以来の伝統と、自然なおいしさにこだわる環境、そして革新の技術。
その三角点の頂点をタイシは見つめています。
太子食品工業は、1940年の大豆のふるさとみちのく南部地方に創業。
爾来、豊穣な自然、大地が育んだ水と大豆をベースに、伝統と匠の技を鍛え、数々の商品を一徹にお届けしてまいりました。
大豆を科学して80年。大豆の機能性が次々と明らかにされる今、私たちはお客様の健やかな生活を願い、より自然で、より健康機能性の高い商品をお届けし、生命を育むことを使命と信じ、挑戦し続けてまいります。
私たちタイシの商品の美味しさの源は「水」。
十和田工場の水は、この水源から四季変わることなく滔々と地下を流れ来る伏流水を使用しています。
タイシの工場は全て、十和田工場のように山がありブナ林があり、湖沼がある国立(定)公園近くのせせらぎの畔に工場を立地、よりいい水で生命を育んでいこうと考えています。
タイシが作る製品の品質は、安全でおいしい水で支えられています。
そのためにタイシは、数十年にわたって深い地層をくぐりぬけ蓄えられた、天然伏流水を活用できる土地を、工場立地の最優先としてきました。
さまざまな大豆製品との関係、品質への微妙な影響も、水選びの基本的な条件です。
安全・安心な食品をつくるためには、環境そのものがピュアであるべきだ。
タイシの変わらない哲学です。
タイシはにがりにこだわってきました。
現在の凝固剤の主流である、豆腐の機械生産が容易な「乳化にがり」と豆乳の製造工程で発生する大量の泡を消す目的で使用する「消泡剤」をタイシは使いません。
原材料には自然のものを使用したいと考えるタイシのポリシーです。
タイシの原料大豆は世界各地で契約栽培を行っております。
カナダ 大豆畑
北海道 大豆畑
青森 大豆畑
日光工場ではガスコージェネレーションシステムを導入して、CO2の排出量を大幅に削減しました。
十和田工場では、木製チップを燃料とするバイオマスボイラーで化石燃料の削減に取り組んでおります。
雫石工場ではヒートポンプの導入により、CO2排出量の削減に取り組んでいます。