ここに注目!

遺伝子組み換え農作物

世界の人口が増えていますが、地球上の農地は減っており、世界的な規模で食糧確保が大きな課題となりました。そのような状況を受けて開発された作物が『遺伝子組み換え農作物』です。
主な目的は農薬をまく回数を減らし、農作業の負担を軽くしながら、たくさん収穫できるような作物を作ることです。


日本中を騒がせ、ついに法律が変わる。

1997年1月、タイシは「遺伝子組み換え大豆については、体への安全性や環境への影響など、よくわからないのでまだ使わない」と決め、新聞で発表。同年4月、日本で最初に商品パッケージに『遺伝子組み換え大豆は使用しておりません』の表示を始めました。
遺伝子組み換え農作物不使用の決断は多方面から批判を受けました。当社社長は衆議院消費者問題等に関する特別委員会に出席し、この問題について発言もしています。
しかし、それ以上にたくさんの支持や励ましをいただきました。タイシの選択は多くの消費者が求めていることだったのです。
消費者の強い希望がかなえられ、2001年4月、国は遺伝子組み換え食品の表示について法律を一部改正、大豆を含む7農産物(現在は8農産物)とこれを原料とする加工食品について、「遺伝子組み換え」「遺伝子組み換え不分別」の表示を義務化しました。


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